

円の推移 |
年 |
対ドル |
要点 |
1871 |
明治04 |
1円 |
1両=1円として円が誕生、金本位制 |
1897 |
明治30 |
2円 |
貨幣法制定、金平価1/2切り下げ |
1924 |
大正13 |
3円 |
第一次世界大戦、関東大震災 |
1929 |
昭和04 |
2円 |
世界大恐慌 |
1932 |
昭和07 |
5円 |
金兌換券禁止、発行限度引上げ |
1941 |
昭和16 |
4.25円 |
太平洋戦争勃発 |
1945 |
昭和20 |
15円 |
太平洋戦争終戦 |
1946 |
昭和21 |
50円 |
終戦後 |
1947 |
昭和22 |
270円 |
終戦後 |
1949 |
昭和24 |
360円 |
単一為替相場設定 |
1971 |
昭和46 |
360円 |
単一為替相場設定 |
1971 |
昭和46 |
308円 |
ニクソンショック・スミソニアン協定 |
1973 |
昭和48 |
265円 |
変動相場制へ 下表へ続く |

1ドル=1円で誕生した円は
戦争で360円になったものの、70円台にまでなった。
2011.10.31 \75.32/$
したがって、大局では戦後一貫して強いと言えよう。
その分国力が増大したのである。
ただアメリカドルは一貫して弱くなっているので
倍速で強くなっているのか??
戦後、輸出により成り立ってきた我国の産業構造は
70円台、80円台では持ちこたえられない。
自国通貨が強いことは、庶民には悪いことばかりではないのだが、
肝心の日本国が沈んでしまってはどうしようもないのだ。
ついに日本も金融緩和に乗り出した。
世界通貨安戦争の行く末は・・
神のみぞ知る・・である。

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