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昨今、世界大恐慌、世界同時株安、世界金融危機など、日々活字が踊っています。
世界大恐慌といえば、真っ先に1929年を思い浮かべます。
が、1929年はウォール街大暴落の年なだけで、そこから大恐慌が始まったのです。
1929年だけが大不況だったのではありません。
この年だけを記憶している人も多いのではないでしょうか。
それでは、1929年以降どうなったか見てみましょう。
チャートはNYダウです。
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これをご覧になればわかるように
1929年から始まった株式大暴落は、その後も一貫して下げ続け
大底を打つまでに、2年10ヶ月要し、ダウはなんと約1/10まで下げた。
そこで1933年、フランクリン・ルーズベルトは「ニューディール政策」をとった。
自由主義経済から社会主義経済へと舵を切ったのだ。
大規模公共事業、雇用確保、労働者の権利拡大等。
この後どうなっていくのか?
次を見てみよう。
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1930年代は「ニューディール政策」のもと、なんとか持ちこたえたように見える。
政策の歴史的評価としては賛否両論である。
そして1939年にWWUが勃発、米国は静観するも、1941年の真珠湾攻撃により参戦。
そこから、戦争特需となり、回復していく。
朝鮮戦争を経てようやく1929年水準を回復した。
実に25年を要した。
歴史的大恐慌を終わらせたのは「真珠湾攻撃」だった!?
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